「ぎっくり腰」は一般的に不意に腰を使う動作を行なったときに激痛が走り、その後しばらく強い痛みが続くことを言います。良く耳にする言葉ではありますが、実は正式な診断名ではありません。そのため急激に腰が痛くなることを総じてぎっくり腰と呼んでいるだけであり、明確な定義もありません。
ぎっくり腰の多くは急性腰痛・腰部捻挫であり、当院で施術を受けていただくと次の日には痛みが半分以下になる患者様がほとんどです。しかし、腰だけでなくお尻や足まで痛みや痺れが及ぶ場合もあり、坐骨神経痛に移行する可能性もありますので、しっかりと治療することが必要です。なかなか改善しないぎっくり腰の陰には、椎間板ヘルニアや化膿性脊椎炎等、内科的な要因が隠れているケースもあるので、そのうち治るであろうという自己判断は危険かもしれません。とにかく痛くてツライとは思いますが、まずは落ち着いてご連絡ください。
「急に痛くなった」とよく聞きますが、それは日頃から蓄積されている疲労物質が引き金となり、急に痛みを感じるのが殆どです。日常で蓄積した疲労物質や筋肉の硬さにより、ちょっとしたささいな動きだけで大きな痛みをもたらすので、何もケアをしていない身体はいつぎっくり腰になっても不思議ではないということです。
「ぎっくり腰は癖になるものですか?」とご質問いただくことがあります。正直にお話すると癖になることはありません。
何度もぎっくり腰を経験する方というのは、『投薬や湿布、安静にしている間に痛みが無くなった』『痛みの原因となる日常生活を見直していない』など痛みの原因を改善しないままでいることにより、再発する可能性が高まるのです。
ですので、年に4回以上ぎっくり腰になってしまうという方も、しっかりと治療を行い、その後も定期的にお身体のメンテナンスを行うことで、再発せずに過ごしている方がたくさんいらっしゃいます。正しい対応によってぎっくり腰を予防することは可能です。
ぎっくり腰はその人の生活スタイルと密接な関係性があるので、生活スタイルやお仕事の環境を変えることも重要となります。その辺りもしっかりとお話を伺い、アドバイスさせていただきますので、一緒に不調や痛みのない生活を目指しましょう。
先述した通りぎっくり腰に明確な定義はなく、症状も多様です。
また、ぎっくり腰には思わぬ疾患や二次的損傷に繋がるリスクが潜んでいる場合もあるため、徹底した「問診」「検査」「触診」にて原因と身体の状態を見極めます。
当院はぎっくり腰の方に決まった治療を行うということはございません。
見極めた原因と体質を元に、下記治療法の中から最適なものをご提案いたします。
患者様ご自身の状態についてご理解・ご納得いただいた上で施術を開始いたしますので、ご安心ください。
治療が終わった後は効果をご確認いただきます。
早く症状が改善するように来院頻度や治療期間・日常での生活指導をご提案し、治療計画書をお渡ししています。
患者様からのご質問には分かりやすくお答えするので、ご不明な点はためらわずに聞いてください。皆様に安心して通院していただけるように心がけています。
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