野球肩

つらい野球肩でお悩みではないですか?

このような症状は野球肩かもしれません

  • ボールを投げる瞬間に肩が痛む
  • 肩が痛くて遠投ができない
  • 練習の後に肩に重だるさや痛みを感じる
  • 肩を大きく動かしたあとに激痛が走った
  • サーブ・スマッシュを打つと肩が痛む

そもそも野球肩とは?

野球肩は野球の投球動作(ボールの投げはじめ~投げ終わった後)を繰り返すことで肩に痛みをもたらすスポーツ障害のひとつです。
野球だけではなく、稀にハンドボールや槍投げ、テニス、バレーなど腕を大きく振るスポーツでも野球肩を発症する人はいます。投球障害肩とも言われ10代の学生から30~40代までと幅広い年代で発症し、初期はちょっとした痛みや違和感を感じる程度ですが、悪化すると手術や最悪の場合は競技を断念しなければいけないケースもあります。

また野球肩(投球障害肩)は投球動作によって肩関節に痛みを引き起こす疾患の総称であり、患部の状態により細かく症状が分けられています。肩関節の構造は複雑で、さまざまな症状が組み合わさっていることが多いため、正確な診断名をつけることが難しいと言われています。肩に違和感を感じたら安易な自己判断はせずに当院にご相談ください。

野球肩を引き起こす原因

野球肩の主な原因としては下記3点が挙げられます。

  • 柔軟性不足・可動域の低下
  • 肩に負担のかかるフォーム
  • オーバーユース(使い過ぎ)

肩関節だけではなく、肩甲骨・背骨・骨盤・股関節の柔軟性と可動域も非常に重要です。
踏み込みからボールを投げるまで適切に身体が連動していないと、動きが悪い部分より先に負担が掛かってしまいます。

野球肩を引き起こしやすい投球フェーズ

野球肩を引き起こしやすい投球フェーズ

野球における投球動作は大きく5つのフェーズに分けられます。
この中でも特にアーリーコッキング期(片足立ちから足が地面に着くまでの間)とレイトコッキング期(足が着地したあとボールを握る手が体のトップの位置に達するまでの間)は肩に大きな負担をかけます。総じてコッキング期と呼ばれる動作では、肩関節を内側へ捻ったあと一気に最大限外側へ捻るので、肩関節に非常にストレスが加わり、肩を痛めてしまうきっかけとなりやすいフェーズです。

野球肩の種類

野球肩は患部の状態によって細かく症状が分けられていると先述いたしました。ここでは野球肩の主要な疾患を紹介します。

野球肩の大半を占める疾患がこのインピンジメント症候群です。肩関節の前方に大きな力が加わることで骨と骨が衝突し、その間にある組織に損傷が起こって痛みが生じる病気です。

腱板とは、肩甲骨と上腕筋をつなぐ4つの筋肉の総称で、肩関節を安定して動かす大切な役割があります。投球動作でこの腱板を酷使し続けると、部分的に損傷したり断裂してしまい、肩が動かせなかったり痛みを引き起こします。

15歳以下の成長期に起こる肩の痛みです。正式には上腕骨骨端線離開(じょうわんこつこったんせんりかい)といい、捻る力・遠心力が繰り返し加わることで成長軟骨(骨端線)が少しずつ損傷してしまう疾患です。

投球動作を繰り返し行うことで上腕二頭筋が骨に付着する部位までに捻れが生じた結果、関節唇という軟骨組織が剥離・断裂してしまった状態です。

肩峰下滑液包とは肩関節の動きを円滑にする潤滑液の働きや、関節への衝撃を分散する役割があります。インピンジメント症候群などで挟みこまれた状態で繰り返し衝撃が加わると炎症が起きてしまいます。

上腕二頭筋長頭(力こぶができる筋肉)に投球動作を繰り返し行うことでストレスが加わり、その筋肉の端である腱に炎症が起こってしまう状態です。野球以外でもバレーボール・テニス・水泳などで好発します。

なる.整骨院の野球肩に対する治療

姿勢・可動域・フォームを診ることが大切

野球肩の症例は多岐に渡り、合併症を引き起こしているケースもあるため、原因を見極めることが大切です。肩だけではなく、姿勢と全身の可動域をチェックし、普段の投球動作においてエネルギーの伝達を妨げている部分がないかを確認します。投球動作や身体の使い方に問題がある場合は、適切なフォームを直接指導いたします。

ご自宅でのトレーニングやケア方法などもお伝えし、1日でも早い競技復帰をサポートいたします。

野球肩の治療内容

1痛みの原因を追求

野球肩の原因を特定することが何より重要です。
まずは徹底した「問診」「検査」「触診」にて原因を見極めます。
症状に応じて早期に医療機関にてMRIを撮影していただきます。

2治療法のご提案

当院は野球肩の方に決まった治療を行うということはございません。
見極めた原因と体質を元に、下記治療法の中から最適なものをご提案いたします。
患者様ご自身の状態についてご理解・ご納得いただいた上で施術を開始いたしますので、ご安心ください。

仙腸関節調整法
仙腸関節調整法
仙腸関節(骨盤の関節)に対する治療。
仙腸関節・股関節・背骨の可動域が肩の治療には重要です。詳しくはこちら
KYテクニック
KYテクニック
「正しい姿勢に近づければ痛みは出ない」と言われています。身体を理想的なボジションへ戻すことにより痛みをなくす、世界の医師からも認められている治療法。詳しくはこちら
カイロプラクティック
カイロプラクティック
トムソンベッドや徒手によって背骨や骨盤の歪みを矯正し、血液や神経の流れを改善。詳しくはこちら
神経促通整体
当院では、世界で活躍される数々の日本人トップアスリートを治療されてきた小波津先生ご考案の小波津式神経筋無痛療法を取り入れています。詳しくはこちら
筋膜リリース
筋膜リリース
筋膜(ファシャ)の癒着を剥がし、滑走を整えることで血流の改善・可動域の改善を促します。人生において一度、受けてみる事をお勧めいたします。詳しくはこちら
特別な治療機器
特別な治療機器
関東では当院にしかない機器からトップアスリートも使用する治療機器を完備しており、症状に合わせて使用いたします。詳しくはこちら
トリガーポイント治療
トリガーポイント治療
痛む部位とは別の遠隔部に存在するしこり(筋硬結)を特定し治療する方法。詳しくはこちら
徒手療法
その他、徒手療法
お身体のお悩みを解決するために、必要に応じて手技による矯正・調整・モビリゼーションを取り入れる事もございます。
投球フォーム改善
投球フォーム改善
投球動作や身体の使い方に問題がある場合はスタッフが直接指導いたします。

3治療後のアドバイス

治療が終わった後は効果をご確認いただきます。
早く症状が改善するように来院頻度や期間をご提案し、トレーニングやケア方法もアドバイスいたします。
患者様からのご質問には分かりやすくお答えするので、ご不明な点はためらわずに聞いてください。皆様に安心して通院していただけるように心がけています。

野球肩のよくあるご質問

A1
2~3回で改善しない場合、それ以上注射を打つことはお勧めできません。
特にステロイド注射は身体への負担も大きいので控える方が賢明です。
A2
自然治癒力を高めるためには、血流を良くすることが必須ですが、アイシングは血流と代謝を低下させるため、当院では過度なアイシングを推奨しておりません。
A3
プロ野球選手でも何年も治療に専念している選手もいます。個人差もありますので一概にはお答えできません。

患者様の体験談

回復が早く、試合で投げることが出来ました。

1 お住まいの地区 西区平沼 2 これまで何件程の病院や整骨院にいかれましたか? 2件(今回のケガ) 3 いつ頃からの痛みで、どんな治療を受けてこられましたか? 野球中(部活)に肩の痛みが出た。 5 担当者の説明はわかりやすかったですか? ...

テニスによる肩の痛み

1 これまで何件程の病院や整骨院にいかれましたか? 5件 2 いつ頃からの痛みで、どのような症状でお悩みでしたか? 1ヶ月前くらいから肩に痛みを感じだした 3 当院と他の院との違いを教えてください。 他の院はもみほぐしが来たり、何も変化なか ...

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