野球肘

つらい野球肘でお悩みではないですか?

このような症状は野球肘かもしれません

  • 肘が痛くて全力で投げることができない
  • 投球後に痛みがでてくる
  • 肘を押すと激痛が走る
  • 肘の曲げ伸ばしがしにくい
  • 成長期に野球をしていて肘が痛む

そもそも野球肘とは?

野球肘は野球の投球動作を繰り返すことで肘に痛みをもたらすスポーツ障害のひとつです。
成長期の選手からプロ野球選手まで幅広く発症しますが、ポジションとしてはピッチャーに多い傾向があります。安静にしていれば自然と良くなるケースもあれば、肘が変形してしまったり障害が残ってしまうケースもあります。

また、野球肘(内側上顆炎)は投球動作によって肘に痛みを引き起こす疾患の総称であり、患部の状態により細かく症状が分けられています。肘に違和感を感じたら安易な自己判断はせずに当院にご相談ください。

野球肘を引き起こす原因

野球肘の主な原因としては下記3点が挙げられます。

  • 柔軟性不足・可動域の低下
  • 肘に負担のかかるフォーム
  • オーバーユース(使い過ぎ)

野球肘(内側上顆炎)になりやすいフォームとして、ボールを投げる際に肘が下がっていることがあげられます。腕の力に頼った投げ方だと、肘や肩への負担が大きくなってしまいます。

野球肘を引き起こしやすい投球フェーズ

野球肘を引き起こしやすい投球フェーズ

野球における投球動作は大きく5つのフェーズに分けられます。
この中でも特にアーリーコッキング期(片足立ちから足が地面に着くまでの間)とレイトコッキング期(足が着地したあとボールを握る手が体のトップの位置に達するまでの間)は肘に大きな負担をかけます。総じてコッキング期と呼ばれる動作では、肩関節を内側へ捻ったあと一気に最大限外側へ捻るので、肩関節に非常にストレスが加わり、肘も痛めてしまうきっかけとなりやすいフェーズです。

野球肘の種類

野球肘は痛みの原因によって細かく症状が分けられていると先述いたしましたが、野球肘は大きく3つに分類され、それぞれ「内側型」「外側型」「後方型」に分けられます。

リトルリーガー肘(上腕骨内側上顆骨端線離開)
成長期の野球肘に多いのがこの症状です。成長途中なので大人に比べると投球によるダメージを受けやすく、捻る力・遠心力が繰り返し加わることで成長軟骨(骨端線)が少しずつ損傷してしまいます。
肘の内側側副靭帯
成長期が終わった高校生以上で発症することが多く、肘の内側にある靭帯が強く引っ張られたり捻られることで損傷・断裂してしまいます。基本的には保存療法ですが、手術を行うケースもあります。

肘の内側に発症する痛みは、外側に比べて厄介なケースが多いです。そのうち治るだろうという安易な考えは危険です。医療機関での精査も踏まえながら早めの診断と治療が必要です。

離断性骨軟骨炎(上腕骨小頭傷害)
投球時、肘の外側にかかる圧迫力が繰り返し加わることにより、上腕骨小頭という部分の軟骨に障害を起こします。比較的稀な症状ですが、悪化すると軟骨が剥がれたり肘が変形する可能性もある厄介な障害です。
後方インピンジメント
成長期の選手に多く見られる症状で、投球動作においてボールを離した直後から腕を振り下ろすときに肘が強く伸ばされることで肘頭と肘頭窩とが衝突することで痛みを引き起こします。
肘頭骨端症・骨端線離開
成長期に多い障害で、リリースからフォロースルーにかけて強い牽引力が加わることで骨端線(成長期に骨が成長する部分)に障害が生まれます。野球以外にテニス、体操、ウエイトリフティングでも好発します。

※その他

関節遊離軟骨(関節ネズミ)
離断性骨軟骨炎や軟骨損傷により剥がれた軟骨が(遊離体)が関節の間を浮遊する病気です。遊離体が関節内に挟まってしまうことで痛みや可動域制限を引き起こします。

なる.整骨院の野球肘に対する治療

肘だけでなく姿勢・可動域・フォームを診ることが大切

野球肘の症例は多岐に渡り、合併症を引き起こしているケースもあるため、原因を見極めることが大切です。肘だけではなく、姿勢と全身の可動域をチェックし、普段の投球動作においてエネルギーの伝達を妨げている部分がないかを確認します。投球動作や身体の使い方に問題がある場合は、適切なフォームを直接指導いたします。

ご自宅でのトレーニングやケア方法などもお伝えし、1日でも早い競技復帰をサポートいたします。

野球肘の治療内容

1痛みの原因を追求

野球肘の原因を特定することが何より重要です。
まずは徹底した「問診」「検査」「触診」にて原因を見極めます。

2治療法のご提案

当院は野球肘の方に決まった治療を行うということはございません。
見極めた原因と体質を元に、下記治療法の中から最適なものをご提案いたします。
患者様ご自身の状態についてご理解・ご納得いただいた上で施術を開始いたしますので、ご安心ください。

仙腸関節調整法
仙腸関節調整法
仙腸関節(骨盤の関節)に対する治療。
仙腸関節・股関節・背骨の可動域が肩の治療には重要です。詳しくはこちら
KYテクニック
KYテクニック
「正しい姿勢に近づければ痛みは出ない」と言われています。身体を理想的なボジションへ戻すことにより痛みをなくす、世界の医師からも認められている治療法。詳しくはこちら
カイロプラクティック
カイロプラクティック
トムソンベッドや徒手によって背骨や骨盤の歪みを矯正し、血液や神経の流れを改善。詳しくはこちら
神経促通整体
当院では、世界で活躍される数々の日本人トップアスリートを治療されてきた小波津先生ご考案の小波津式神経筋無痛療法を取り入れています。詳しくはこちら
筋膜リリース
筋膜リリース
筋膜(ファシャ)の癒着を剥がし、滑走を整えることで血流の改善・可動域の改善を促します。人生において一度、受けてみる事をお勧めいたします。詳しくはこちら
特別な治療機器
特別な治療機器
関東では当院にしかない機器からトップアスリートも使用する治療機器を完備しており、症状に合わせて使用いたします。詳しくはこちら
トリガーポイント治療
トリガーポイント治療
痛む部位とは別の遠隔部に存在するしこり(筋硬結)を特定し治療する方法。詳しくはこちら
徒手療法
その他、徒手療法
お身体のお悩みを解決するために、必要に応じて手技による矯正・調整・モビリゼーションを取り入れる事もございます。
投球フォーム改善
投球フォーム改善
投球動作や身体の使い方に問題がある場合はスタッフが直接指導いたします。

3治療後のアドバイス

治療が終わった後は効果をご確認いただきます。
早く症状が改善するように来院頻度や期間をご提案し、トレーニングやケア方法もアドバイスいたします。患者様からのご質問には分かりやすくお答えするので、ご不明な点はためらわずに聞いてください。
皆様に安心して通院していただけるように心がけています。

 

野球肘のよくあるご質問

A1
野球肘は早めに専門家に相談しましょう。放置は危険です。
A2
自然治癒力を高めるためには、血流を良くすることが必須ですが、アイシングは血流と代謝を低下させるため、当院では過度なアイシングを推奨しておりません。
A3
症状にもよりますが、週に1回の治療は必要になってくると思います。

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当院は患者様一人一人に合わせた施術を行っているため完全予約制となっております。

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