腱鞘炎(ドケルバン病)とは、親指と手首を繋ぐ「短母指伸筋腱(たんぼししんきんけん)」と「長母指外転筋腱(ちょうぼしがいてんきん)」という2本の腱が通るトンネル状の「腱鞘(けんしょう)」が炎症を起こし、痛みを生じさせる症状のことです。
腱鞘炎のほとんどは、親指や手首を使い過ぎることにより「腱」と「腱鞘」に大きな負荷が掛かって発症すると言われています。
腱鞘炎の発症は、女性に多く見られます。男女の罹患率を比べると、その差は5倍以上とも言われています。原因は明らかではありませんが、ホルモンバランスの影響が一番の要因として挙げられます。また、家事などで手を酷使する方が多いことや、筋肉量、ストレスなども原因の一つとして考えられます。
上記のように手首や指を酷使する機会が多いと、腱と腱鞘に継続的な負荷が掛かるので腱鞘炎を引き起こしやすくなります。また最近では、スマートフォンの使い過ぎが原因で腱鞘炎を発症する方も少なくありません。
腱鞘炎かどうかを簡単にチェックすることができる、「フィンケルシュタイン検査」という有名な方法があります。
親指を握るようにして手首を小指側に下の方へ伸ばしていきます。この時に手首や親指周囲に痛みを感じると、腱鞘炎(ドゲルバン病)の可能性があります。腱鞘炎の疑いがある方は、是非お試しください。
腱鞘炎は一度発症すると、治りづらいと言われています。
主な理由として下記の2点が上げられます。
腱鞘炎を発症している方のほとんどが、お仕事や日常生活で手首を使わざるを得ない状況にいらっしゃいます。症状改善のためには使いすぎている環境を変えなければなりません。 また身体的な理由としては、腱の組織には血管やリンパ管が少ないので、一度損傷すると組織の回復に必要な栄養素が送り届けられないことから、症状が治りづらい部位でもあります。
患者様の願いは「一刻でも早く痛みから解放されたい……」だ思います。
なる.整骨院でも、もちろん早期改善を第一に施術いたしますが、腱鞘炎は確かにすぐ治るよとは言えない症状です。腱鞘炎を必ず治せる治療家はこの世に存在しないとも思っています。しかし、1年以上続いた痛みが数回で改善するケースもあります。患者様のお身体の状態や受傷のレベル、生活環境はそれぞれ異なるので、実際に治療してみないことには分かりません。
医療機関で手術を勧められていて踏ん切りがつかない方や、手術はしないと決めている方は、保存療法でも改善するケースもございますので、お悩みであれば是非当院に一度ご相談ください。
早期改善には、適切な治療を施すことが重要です。
まずは徹底した「問診」「検査」「触診」にて症状の程度と原因を見極めます。
当院は決まった治療を行うということはございません。
見極めた症状の程度と体質を元に、手技療法や治療機器を組み合わせて最適な治療法をご提案いたします。
患者様ご自身の状態についてご理解・ご納得いただいた上で施術を開始いたしますので、ご安心ください。
治療が終わった後は効果をご確認いただきます。
早く症状が改善するように来院頻度や期間をご提案し、日常生活のアドバイスをいたします。患者様からのご質問には分かりやすくお答えするので、ご不明な点はためらわずに聞いてください。
皆様に安心して通院していただけるように心がけています。
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