誰もが1度は経験する頭痛ですが、ひとえに頭痛といっても、さまざまなタイプがあります。
まず頭痛を大きく分類すると1次性頭痛と2次性頭痛に分けられます。
当院で施術可能な1次性頭痛は、一般的な頭痛の症状であり頭痛以外に病気がない状態です。
それに対して2次性頭痛はクモ膜下出血・脳梗塞・脳出血など、他の病気により症状の1つとして頭痛が現れる場合を指します。この場合は速やかに医療機関に相談してください。
頭痛のタイプによって施術も異なるので、まずは自分がどのタイプの頭痛であるのかを把握することが大切です。
片頭痛は女性に多く、脈打つ痛みに吐き気、光・音・匂いに敏感になり、活動し続けると痛みが増すという特徴があります。原因としては女性ホルモンの影響や激しい運動後、特定の食べ物が誘発因子となる場合があります。
頭痛全体の約50%がこの首・肩凝りからくる頭痛だと言われています。こめかみや後頭部を締め付けるような痛みが続き、肩こりや眼性疲労、めまいを伴うこともあります。精神的・身体的ストレスが大きく関わっています。
後頭神経は後頭部から頭頂部を経由して額までを支配しており、その神経が炎症を起こしたり圧迫を受けることで痛みが生じます。主に後頭部や首の付け根から耳の後ろ・側頭部にかけて鋭い痛み(ピリピリ・チクチク・ズキズキ)を伴うのが特徴です。
後頭神経痛は大きく3つの神経に分類されます。
原因としては、姿勢不良や長時間のデスクワークなどによる筋緊張が挙げられます。大後頭神経・小後頭神経・大耳介神経の3つの神経は、頭部を支えるため首の筋肉の間を走行しているため、それらの筋肉が過緊張することで神経に障害を引き起こすのです。それ以外にも精神的ストレスが発症の要因となることもあります。
片頭痛とは異なり男性に多く、目をえぐられるような激痛に涙や鼻水を伴います。季節の変わり目など特定の時期に発症するのが特徴で、ストレスや寝不足、気圧の変化などで血管が拡張されるのが原因だと考えられています。
市販の頭痛薬などを過剰に服薬することで起きる頭痛です。薬物乱用性頭痛は女性に多いと言われており、もともとの頭痛が悪化するタイプと、今までとは違う頭痛の症状が起きるタイプがあります。
交通事故や外傷後に起こる事が多く、頭痛以外にも、耳鳴り・めまい・倦怠感などさまざまな症状を引き起こします。立つと症状が悪化し、横になると症状が軽減するのが特徴です。脳や脊髄の周りを流れる脳脊髄液が、どこかから漏れてしまうことが原因です。
一般的に医療機関ではMRI・CT・エコーなどで1次性頭痛なのか2次性頭痛なのかを検査しますが、整骨院では検査機器を用いた画像診断が出来ないため、主に下記の項目について問診・検査を行い、総合的に判断いたします。
※症状によっては医療機関の受診を勧めることもございます。
先述した通り、頭痛の症状は多様であるため「痛みの原因」を特定することが何より重要です。
まずは徹底した「問診」「検査」「触診」にて原因を見極めます。
当院は頭痛の方に決まった治療を行うということはございません。
見極めた原因と体質を元に、下記治療法の中から最適なものをご提案いたします。
患者様ご自身の状態についてご理解・ご納得いただいた上で施術を開始いたしますので、ご安心ください。
治療が終わった後は効果をご確認いただきます。
早く症状が改善するように来院頻度や治療期間・日常での生活指導をご提案し、治療計画書をお渡ししています。患者様からのご質問には分かりやすくお答えするので、ご不明な点はためらわずに聞いてください。
皆様に安心して通院していただけるように心がけています。
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