野球肘は野球の投球動作を繰り返すことで肘に痛みをもたらすスポーツ障害のひとつです。
成長期の選手からプロ野球選手まで幅広く発症しますが、ポジションとしてはピッチャーに多い傾向があります。安静にしていれば自然と良くなるケースもあれば、肘が変形してしまったり障害が残ってしまうケースもあります。
また、野球肘(内側上顆炎)は投球動作によって肘に痛みを引き起こす疾患の総称であり、患部の状態により細かく症状が分けられています。肘に違和感を感じたら安易な自己判断はせずに当院にご相談ください。
野球肘の主な原因としては下記3点が挙げられます。
野球肘(内側上顆炎)になりやすいフォームとして、ボールを投げる際に肘が下がっていることがあげられます。腕の力に頼った投げ方だと、肘や肩への負担が大きくなってしまいます。
野球における投球動作は大きく5つのフェーズに分けられます。
この中でも特にアーリーコッキング期(片足立ちから足が地面に着くまでの間)とレイトコッキング期(足が着地したあとボールを握る手が体のトップの位置に達するまでの間)は肘に大きな負担をかけます。総じてコッキング期と呼ばれる動作では、肩関節を内側へ捻ったあと一気に最大限外側へ捻るので、肩関節に非常にストレスが加わり、肘も痛めてしまうきっかけとなりやすいフェーズです。
野球肘は痛みの原因によって細かく症状が分けられていると先述いたしましたが、野球肘は大きく3つに分類され、それぞれ「内側型」「外側型」「後方型」に分けられます。
肘の内側に発症する痛みは、外側に比べて厄介なケースが多いです。そのうち治るだろうという安易な考えは危険です。医療機関での精査も踏まえながら早めの診断と治療が必要です。
※その他
野球肘の症例は多岐に渡り、合併症を引き起こしているケースもあるため、原因を見極めることが大切です。肘だけではなく、姿勢と全身の可動域をチェックし、普段の投球動作においてエネルギーの伝達を妨げている部分がないかを確認します。投球動作や身体の使い方に問題がある場合は、適切なフォームを直接指導いたします。
ご自宅でのトレーニングやケア方法などもお伝えし、1日でも早い競技復帰をサポートいたします。
野球肘の原因を特定することが何より重要です。
まずは徹底した「問診」「検査」「触診」にて原因を見極めます。
当院は野球肘の方に決まった治療を行うということはございません。
見極めた原因と体質を元に、下記治療法の中から最適なものをご提案いたします。
患者様ご自身の状態についてご理解・ご納得いただいた上で施術を開始いたしますので、ご安心ください。
治療が終わった後は効果をご確認いただきます。
早く症状が改善するように来院頻度や期間をご提案し、トレーニングやケア方法もアドバイスいたします。患者様からのご質問には分かりやすくお答えするので、ご不明な点はためらわずに聞いてください。
皆様に安心して通院していただけるように心がけています。
現在、投稿はありません。
営業電話はご遠慮ください
火〜金曜日 9:00 〜 19:40
(土曜日 9:00 〜 19:00)
24時間受付
(2営業日以内に返信いたします)