「お尻から足にかけて痺れや痛みがある」
これは坐骨神経痛の代表的な症状です。
付け加えると坐骨神経痛は頭痛や腹痛と同じように症状を表す言葉であり、特定の原因ではありません。一般的には、坐骨神経が圧迫されることで痛みや痺れを起こすといわれていますが、さまざまな原因によって坐骨神経に血流が低下し、酸素や栄養素が不足する事で神経不調を起こすことで、痛みや痺れが出現するその症状を総称して「坐骨神経痛」と呼んでいます。
坐骨神経は、お尻の筋肉である「梨状筋(りじょうきん)」を抜けて、足の先まで繋がる人体の中でもっとも太い末梢神経です。末梢神経とは、身体を動かす「運動神経」、痛みや温度などを脳に伝える「感覚神経」、内臓や血液などの働きに関係する「自律神経」の3つで構成される神経で、人間が自由に足を動かせたり、リズム良く歩くことが出来るのは、末梢神経である坐骨神経がしっかり働いてくれているからです。
上記で「何らかの理由で酸素や栄養素が不足する」と書きましたが、坐骨神経痛を引き起こす理由は非常にさまざまで、代表的なものとして腰椎椎間板ヘルニア、その他に脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、梨状筋症候群、帯状疱疹などによる神経痛があげられます。
しかし、我々治療家により改善する坐骨神経痛の原因としては、上記の理由ではない可能性が高く、下記の原因が挙げられます。
一度坐骨神経痛を引き起こすと、その痛み・痺れが原因でより筋肉が強張ってしまい、固くなった筋肉がさらに姿勢不良や血行不良を引き起こすことで2次的、3次的な症状が生じて複雑化してしまうことがあるので、下半身に違和感を感じたら、早めに治療を受けることをお勧めいたします。
上記の症状にあてはまる方、膀胱直腸障害、筋力低下がある方は早めに医療機関にご相談ください。
坐骨神経痛でMRIを撮影した結果、椎間板ヘルニアと診断された患者様が当院にいらっしゃいますが、「レントゲンやMRIに写る異常と坐骨神経痛の症状が必ずしも一致するとは限らない」と近年、欧米では言われております。『画像と痛みは、必ずしも一致しない』ということですので、当院は安易に手術に踏み切らず、手技療法による治療をおすすめ致します。
坐骨神経痛は、ヘルニアと診断されヘルニアが原因と思い込んでいる方がとても多いですが、まずは「痛みの原因」を特定することが重要です。 徹底した「問診」「検査」「触診」にて原因を見極めます。
当院は坐骨神経痛の方に決まった治療を行うということはございません。
見極めた原因と体質を元に、下記治療法の中から最適なものをご提案いたします。患者様ご自身の状態についてご理解・ご納得いただいた上で施術を開始いたしますので、ご安心ください。
治療が終わった後は効果をご確認いただきます。
早く症状が改善するように来院頻度や治療期間・日常での生活指導をご提案し、治療計画書をお渡ししています。
患者様からのご質問には分かりやすくお答えするので、ご不明な点はためらわずに聞いてください。皆様に安心して通院していただけるように心がけています。
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